「円高」「円安」の基礎知識


778d7844 経済ニュースでは毎日報道されている「円高」「円安」等の為替の話。社会化の授業で聞いたことがあるという人も多いとは思いますが、経済に興味を持たなかった人の場合「まだよくわからない」ということも多いのではないでしょうか?投資をする上で非常に重要となる知識ですから、まずは基礎を抑えておきましょう。


■円高って何?

「円高」とは、その名のままに「円が高い(価値が上昇した)」状態。「1アメリカドル=100日本円」という相場だった場合、1ドルに交換するには100円が必要ですよね。しかし1ドルが99円に下がれば、99円を持って行けば1ドルに交換して貰えます。98円、97円と下がっていくことは、つまり日本円の価値が上がっている「円高」状態なわけです。

しかし、そもそも「1ドル」と交換するために「100円」が必要となるということは、「日本円はアメリカドルに比べるとまだ弱い」ということになります。

少し別の例えも使ってみましょう。一頭の狼に対し、百匹の犬ならば対等に戦えることが可能であるとします。

はじめは一頭の狼に百匹が必要でしたが、徐々に犬側が強くなれば、九十匹でも引き分けられるようになりますね。犬一匹一匹が強くなっているということがわかります。アメリカドルが狼で、日本円が犬、というわけです。

1ドルに対して円の価値が上がれば、その分、ドルの価値は下がったことになります。ですから「円高」というのは、同時に「ドル安」でもあるのです。

■円安って何?

「円安」は安直に言えば「円高の反対」。「円が安い(価値が下落した)」状態を指します。

前述の例で「1アメリカドル=100日本円」の相場だった時、1ドルが101円になってしまえば、それまで100円で1ドルに交換できたのに、101円が必要になってしまいます。
101円、102円と数字が上がっていく分、円の価値は下落します。

もしもそのまま数字が上がっていけば、1ドルに交換してもらうために200円が必要となるかもしれません。随分円の価値が変わってしまいますよね。

「円高」の場合と同様に、円安となれば、反比例してドルの価値は上がったことになります。そのため「円安」の時には常に「ドル高」となるわけです。